塩の話
2013/03/27
こんにちは。
ご無沙汰しておりました、西荻院の中塚です。
花粉やイカン物質が飛びまくる中、
いかがお過しですか?
今回の内容は、
とても身近で、もひとつちゃんとした情報の無い、
「塩」について
書いていきます。
皆様は、
「塩分を摂りすぎると、高血圧になる。」
という言葉をよく耳にされませんか?
その言葉自体は正解で、塩分の摂りすぎはいけません。
塩分という処が重要なのです。
・・・??って感じですよね?
実は、塩分と塩は違います。
塩分とは塩気のことで、塩化ナトリウムのことを指します。
では、塩って何ぞやということですが、
塩とは、
海水から水分を取り除いたものです。
本来の塩は、ミネラル分を含むものをいいます。
しかし、現在の「塩」といえば、
塩化ナトリウムのことを指します。
その塩にも種類があるのは、ご存じでしょう。
が、
その塩がどんなものなのかを知っている人は、
少ないです。
まず、塩には4種類あります。
ではそれぞれの特徴を挙げていきます。
①精製塩
海水から、
電気と膜を使ってナトリウムだけを取り出したもの。
精製塩は、ナトリウムのみの塩なので、血圧を上げてしまう。
「塩は血圧を上げるから摂りすぎるとダメ!」というのはこの為。
②輸入塩
いわゆる岩塩や天日塩。 一部海塩。
メキシコ、オーストラリア、外国製が多い。
輸入塩の岩塩、天日塩は、
自然結晶の為ミネラルがほとんど入っていない。
塩を自然結晶させると、ミネラルを押し出してしまう為に、
純度の高いナトリウムになってしまう。
なので、精製塩となんの変わりもありません。
③再生加工塩
②の輸入塩を一度海水で溶かし、
塩化マグネシウム等を加えて再生加工したもの。
再生加工塩は、ミネラルのほとんど無い輸入塩に、塩化マグネシウムや
塩化カルシウム等を後から添付。
すると「海のミネラル入り」という人工自然塩が出来上がる。
赤穂の天塩、伯方の塩など。
中には、鉄さび(鉄アンモニウム塩)で着色する物も・・・
④自然海塩
海から直接くみ上げ、水分を蒸発させた塩。
成分をまったく調整しない塩。
自然海塩には、
ナトリウムの他、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、
亜鉛などのミネラルが入っている。
以上が、大まかな塩の種類です。
では、血圧を上げないようにするには、
どうすればいいのか?
それは、自然海塩を使うことです。
自然海塩には、
ミネラル分がそのまま入っています。
その塩に含まれるミネラル分が、
体の中でさまざまな働きをします。
○カリウムは、余分なナトリウムを排出してくれるので、血圧は上がらない。
○マグネシウムは、ミネラルのバランスをとるミネラルと言われている。
さらに、カルシウムと拮抗。
カルシウムは筋肉を収縮させ、
マグネシウムは筋肉を弛緩させる。
その為、スポーツ等によりマグネシウムが不足すると、
突然死、痙攣などを起す。
○銅は、コラーゲンやエラスチン形成に必要。
不足すると動脈硬化に。
○亜鉛は、免疫機能低下を防ぐ。
亜鉛はビタミンAも活性する為、亜鉛欠乏により、
ビタミンA欠乏症になることもある
以上のことから、
ミネラル分無調整の塩を使えば、
高血圧にもならないし、
いろいろな欠乏症の予防にもなります。
精製塩は安いですが、
後々の医療費を考えると…。
ちなみに、
中塚の使っている塩の成分表はコレ。
たかが塩。されど塩です。
ナカツカでした( ̄▽ ̄)viva~
ご無沙汰しておりました、西荻院の中塚です。
花粉やイカン物質が飛びまくる中、
いかがお過しですか?
今回の内容は、
とても身近で、もひとつちゃんとした情報の無い、
「塩」について
書いていきます。
皆様は、
「塩分を摂りすぎると、高血圧になる。」
という言葉をよく耳にされませんか?
その言葉自体は正解で、塩分の摂りすぎはいけません。
塩分という処が重要なのです。
・・・??って感じですよね?
実は、塩分と塩は違います。
塩分とは塩気のことで、塩化ナトリウムのことを指します。
では、塩って何ぞやということですが、
塩とは、
海水から水分を取り除いたものです。
本来の塩は、ミネラル分を含むものをいいます。
しかし、現在の「塩」といえば、
塩化ナトリウムのことを指します。
その塩にも種類があるのは、ご存じでしょう。
が、
その塩がどんなものなのかを知っている人は、
少ないです。
まず、塩には4種類あります。
ではそれぞれの特徴を挙げていきます。
①精製塩
海水から、
電気と膜を使ってナトリウムだけを取り出したもの。
精製塩は、ナトリウムのみの塩なので、血圧を上げてしまう。
「塩は血圧を上げるから摂りすぎるとダメ!」というのはこの為。
②輸入塩
いわゆる岩塩や天日塩。 一部海塩。
メキシコ、オーストラリア、外国製が多い。
輸入塩の岩塩、天日塩は、
自然結晶の為ミネラルがほとんど入っていない。
塩を自然結晶させると、ミネラルを押し出してしまう為に、
純度の高いナトリウムになってしまう。
なので、精製塩となんの変わりもありません。
③再生加工塩
②の輸入塩を一度海水で溶かし、
塩化マグネシウム等を加えて再生加工したもの。
再生加工塩は、ミネラルのほとんど無い輸入塩に、塩化マグネシウムや
塩化カルシウム等を後から添付。
すると「海のミネラル入り」という人工自然塩が出来上がる。
赤穂の天塩、伯方の塩など。
中には、鉄さび(鉄アンモニウム塩)で着色する物も・・・
④自然海塩
海から直接くみ上げ、水分を蒸発させた塩。
成分をまったく調整しない塩。
自然海塩には、
ナトリウムの他、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、
亜鉛などのミネラルが入っている。
以上が、大まかな塩の種類です。
では、血圧を上げないようにするには、
どうすればいいのか?
それは、自然海塩を使うことです。
自然海塩には、
ミネラル分がそのまま入っています。
その塩に含まれるミネラル分が、
体の中でさまざまな働きをします。
○カリウムは、余分なナトリウムを排出してくれるので、血圧は上がらない。
○マグネシウムは、ミネラルのバランスをとるミネラルと言われている。
さらに、カルシウムと拮抗。
カルシウムは筋肉を収縮させ、
マグネシウムは筋肉を弛緩させる。
その為、スポーツ等によりマグネシウムが不足すると、
突然死、痙攣などを起す。
○銅は、コラーゲンやエラスチン形成に必要。
不足すると動脈硬化に。
○亜鉛は、免疫機能低下を防ぐ。
亜鉛はビタミンAも活性する為、亜鉛欠乏により、
ビタミンA欠乏症になることもある
以上のことから、
ミネラル分無調整の塩を使えば、
高血圧にもならないし、
いろいろな欠乏症の予防にもなります。
精製塩は安いですが、
後々の医療費を考えると…。
ちなみに、
中塚の使っている塩の成分表はコレ。
たかが塩。されど塩です。
ナカツカでした( ̄▽ ̄)viva~