Infertility Acupuncture

妊娠と体温表

妊娠と体温表

妊娠しやすい時期はいつ頃?

妊娠しやすい時期

排卵日の3~4日前から、排卵後の1~2日の間は、妊娠しやすい時期といわれています。

妊娠の目安

基礎体温で、なぜ妊娠の目安がわかるのでしょうか。
妊娠は、卵巣から飛び出した卵子(排卵)が、精子と出会い、子宮内膜のベッドに無事着床することで起こります。 ということは、排卵の後が最も妊娠しやすい時期といえますね。
この排卵の時期は、基礎体温で予測することができます。

妊娠の目安

基礎体温をつけていると、生理が始まってから低温相だった体温が、ググンと上がり高温相に入るのがわかります。これが排卵のサイン。
体温が低かった最終日の前後4~5日間が排卵期で、妊娠しやすい時期になるのです。
妊娠すると、基礎体温が変わります。高温相が16日以上続くときは妊娠している可能性があります。

基礎体温の高温期が短いタイプ

☆高温期を保ちきれず、高温期が短くなってしまうタイプ

基礎体温の高温期が短いタイプ

■高温期が短く10日に満たない
■排卵はある場合とない場合があります
■排卵があっても、黄体機能不全で着床しにくい

この基礎体温のグラフ波形から生殖器の冷え、あるいは子宮が冷えて、血液循環が悪い状態ということがわかります。
卵胞の発育および黄体の機能が悪いので着床しにくく、妊娠しにくい状態といえます。

基礎体温の高温期が安定しないタイプ

☆高温期の途中で体温がさがってしまうタイプ

基礎体温の高温期が安定しないタイプ

■高温期を保ちきれず、途中で一時的に体温が低下するタイプ
■排卵しているが、黄体機能不全で、 妊娠しても流産しやすい

この基礎体温のグラフ波形から、生殖器系・消化器系の機能低下・ストレスや自律神経の乱れた状態・エネルギー不足・血液の栄養分の不足した状態であること、また、高温期を維持するだけの体の熱がないということがわかります。
黄体の機能が弱いことや、プロラクチン値が高いことが考えられ、疲れやすい方や貧血の方に多いタイプです。

基礎体温が高温期への移行に時間がかかるタイプ

☆一気に高温期に移行しないタイプ

基礎体温が高温期への移行に時間がかかるタイプ

■通常、1日で低温期から高温期に移行するのに、何日もかかるタイプ
■排卵日がわかりにくいが、低温期の終わりごろに排卵していると考えられる

この基礎体温のグラフ波形から身体が冷えているということ、一気に高温期に持っていく活力がないということがわかります。
生殖機能の低下・冷え・ストレス・自律神経の乱れ・血行不良が考えられます。
プロラクチン値が高い・排卵困難などの場合に多いタイプです。

基礎体温の変動が激しいタイプ

☆体温の変動が激しく波形がガタガタになるタイプ

基礎体温の変動が激しいタイプ

■一日や数日ごとに基礎体温が変動するので、波形がガタガタになる
■変動が激しく、高温期と低温期の境目が分かりずらい
■何となく2層に分かれている波形とそうでない波形があります

この基礎体温のグラフ波形からストレスがかなりたまっているということがわかります。
生殖機能の低下・冷え・ストレス・自律神経の乱れ・感情の変動が激しい・情緒の乱れが考えられます。
プロラクチン値が高い方や、ストレスに弱い方に多いタイプです。

基礎体温の高温期が低いタイプ

☆高温期に体温が低く、低温期との温度差が小さいタイプ

基礎体温の高温期が低いタイプ

■高温期になっても体温が上がりきらず温度が低い
■高温期と低温期の温度差が0.3度未満と温度差が小さい

この基礎体温の波形から生殖機能の低下・冷えが考えられます。
黄体機能が弱いタイプです。

基礎体温の低温期が長いタイプ

☆低温期が長く生理開始日から排卵まで時間がかかるタイプ

基礎体温の低温期が長いタイプ

■多少長い程度なら良いが、生理周期が39日を超えるなど、長すぎると稀発月経となる
■低温期が長すぎると排卵の機会が少なくなる

この基礎体温のグラフ波形から冷えにより血流が悪い状態で、子宮や卵巣の血流が低下、
生殖機能も低下しているということが考えられます。