軟骨と健康お話 2023年2月1日更新!NEW
2012/09/29
まいど。またもや登場の、西荻院中塚です。
今回は、膝や股関節などの軟骨についてお話いたします。
膝や股関節の軟骨が減ってしまった場合、どうすればイイのか?
軟骨を修復させるには、まずはタンパク質を摂ることが一番大切。
タンパク質は、体を作るすべての材料だからです。
内臓、血管、血液、ホルモン、皮膚、爪、髪、軟骨・・・
全部タンパク質で出来ています。
では、なぜタンパク質を摂るのが一番なのかというと。
現代人はタンパク質不足です。
タンパク質は1日に、体重1㎏あたり、1g必要です。
つまり、体重50㎏の人で、50gです。
現代の日本人は、食の欧米化が進み、
それに伴って大豆等の消費が少なくなりました。
その分、肉食が多くなっています。
牛肉100gあたりのタンパク質含有量は、約20g。
生肉を食べる人はほぼいないので、調理します。
すると、タンパク質の吸収率は下がってしまうので、
実質、摂取出来る量は10g程度になってしまいます。
では、1日あたりの量をお肉で摂ろうとすると・・・・・
500gのお肉を食べなければなりません。
これでは別の病気になってしまいます。
それぐらいタンパク質は摂取しにくく、不足しています。
不足していますので、まず、軟骨には回ってきません。
なぜならタンパク質は、命に係わる所から使われてしまうからです。
まずは内臓、血液、脳、等。
それらの再生が済んでから、
余った材料で外側の肌や髪の再生をします。
次に、昨今TVなどで宣伝しまくっている、
コンドロイチンやグルコサミン配合のサプリメント。
これらを摂っても意味はないのか?
意味はありますが、それだけを摂っていても無意味です。
グルコサミンは体内に入ると、胃で分解されて、
グルタミンとグルコースとに分けられます。
グルタミンはアミノ酸の一種。
グルコースはブドウ糖です。
グルコサミンが摂取後、直ちに膝などへ作用することはありません。
まず、アミノ酸や糖へ分解し、体内の倉庫へストックされます。
そのストックから内臓を再生し、体の内から元気になると、
次に外の再生を始めます。
なので、倉庫の中に材料が十分有り、
軟骨を形成する為の材料が大量にあれば、
「軟骨が傷んでいるから修復しとこか。」となるのです。
十二分に材料があってのことなのです。
残念ながら普段の食事では、タンパク質は確実に足りません。
だから、サプリメントでのタンパク質摂取が必要なのです。
プロテインは、筋肉ムキムキになる為のものではないのです。
ムキムキは動物性プロテイン。
サプリメントは薬ではありませんし、
化学分解させているもの以外は、食べ物です。
(市販されている物の大半が、石油から作られた製品か、
植物の加水分解等の化学分解製品)
サプリメントに抵抗のある方はこう考えて下さい。
大豆をそのまま食べる人は、ほとんどいませんよね?
たとえば、豆腐に加工したりします。
サプリメントも同じで、姿形が食べ物っぽくないので
食べ物に見えないだけです。
きな粉は、加工の粗いプロテインです。
しかし、タンパク質だけ摂っていてもダメなのです。
タンパク質はロウソクだと思って下さい。
ロウソクだけだと火は着きません。
では、火を着けるには何が必要なのか?
それは、マッチの役割をするビタミンです。
ビタミンは、タンパク質と結合して力を発揮します。
ですが、マッチは単体で火を着けることはできないです。
マッチ箱が要りますよね?
マッチ箱の役割をするのが、ミネラルなのです。
要約すると、軟骨の修復には、
タンパク質、ビタミン、ミネラル、グルコサミンやコンドロイチン
の順に必要だということです。
追記。
最新の栄養学では、
ダイエットにはプロテインが必須だと言われています。
体が絞れて、尚且つ美肌になるので、
プロテインの摂取はオススメです。
以上、また疑問があれば質問してみて下さい。
中塚でした。
Viva~(^ー^)/~~
今回は、膝や股関節などの軟骨についてお話いたします。
膝や股関節の軟骨が減ってしまった場合、どうすればイイのか?
軟骨を修復させるには、まずはタンパク質を摂ることが一番大切。
タンパク質は、体を作るすべての材料だからです。
内臓、血管、血液、ホルモン、皮膚、爪、髪、軟骨・・・
全部タンパク質で出来ています。
では、なぜタンパク質を摂るのが一番なのかというと。
現代人はタンパク質不足です。
タンパク質は1日に、体重1㎏あたり、1g必要です。
つまり、体重50㎏の人で、50gです。
現代の日本人は、食の欧米化が進み、
それに伴って大豆等の消費が少なくなりました。
その分、肉食が多くなっています。
牛肉100gあたりのタンパク質含有量は、約20g。
生肉を食べる人はほぼいないので、調理します。
すると、タンパク質の吸収率は下がってしまうので、
実質、摂取出来る量は10g程度になってしまいます。
では、1日あたりの量をお肉で摂ろうとすると・・・・・
500gのお肉を食べなければなりません。
これでは別の病気になってしまいます。
それぐらいタンパク質は摂取しにくく、不足しています。
不足していますので、まず、軟骨には回ってきません。
なぜならタンパク質は、命に係わる所から使われてしまうからです。
まずは内臓、血液、脳、等。
それらの再生が済んでから、
余った材料で外側の肌や髪の再生をします。
次に、昨今TVなどで宣伝しまくっている、
コンドロイチンやグルコサミン配合のサプリメント。
これらを摂っても意味はないのか?
意味はありますが、それだけを摂っていても無意味です。
グルコサミンは体内に入ると、胃で分解されて、
グルタミンとグルコースとに分けられます。
グルタミンはアミノ酸の一種。
グルコースはブドウ糖です。
グルコサミンが摂取後、直ちに膝などへ作用することはありません。
まず、アミノ酸や糖へ分解し、体内の倉庫へストックされます。
そのストックから内臓を再生し、体の内から元気になると、
次に外の再生を始めます。
なので、倉庫の中に材料が十分有り、
軟骨を形成する為の材料が大量にあれば、
「軟骨が傷んでいるから修復しとこか。」となるのです。
十二分に材料があってのことなのです。
残念ながら普段の食事では、タンパク質は確実に足りません。
だから、サプリメントでのタンパク質摂取が必要なのです。
プロテインは、筋肉ムキムキになる為のものではないのです。
ムキムキは動物性プロテイン。
サプリメントは薬ではありませんし、
化学分解させているもの以外は、食べ物です。
(市販されている物の大半が、石油から作られた製品か、
植物の加水分解等の化学分解製品)
サプリメントに抵抗のある方はこう考えて下さい。
大豆をそのまま食べる人は、ほとんどいませんよね?
たとえば、豆腐に加工したりします。
サプリメントも同じで、姿形が食べ物っぽくないので
食べ物に見えないだけです。
きな粉は、加工の粗いプロテインです。
しかし、タンパク質だけ摂っていてもダメなのです。
タンパク質はロウソクだと思って下さい。
ロウソクだけだと火は着きません。
では、火を着けるには何が必要なのか?
それは、マッチの役割をするビタミンです。
ビタミンは、タンパク質と結合して力を発揮します。
ですが、マッチは単体で火を着けることはできないです。
マッチ箱が要りますよね?
マッチ箱の役割をするのが、ミネラルなのです。
要約すると、軟骨の修復には、
タンパク質、ビタミン、ミネラル、グルコサミンやコンドロイチン
の順に必要だということです。
追記。
最新の栄養学では、
ダイエットにはプロテインが必須だと言われています。
体が絞れて、尚且つ美肌になるので、
プロテインの摂取はオススメです。
以上、また疑問があれば質問してみて下さい。
中塚でした。
Viva~(^ー^)/~~
健康堂 久我山院
西荻窪院