台風シーズンと体調管理
こんにちは!健康堂の冷です。台風12号の上陸する前ですが、どれくらいの豪雨になるか天気予報を見るたびに不安になりますね。
天気が悪くなると、なんとなく頭が痛い、身体がだるくて重い気がする…。実はその症状にはちゃんとした原因があります。原因を知って効果的な対策を取り、台風のシーズンを乗り越えましょう。
山の上にスナック菓子の袋を持っていくと、気圧の変化で袋がパンパンに膨らみますよね。同じように、人間の身体も気圧が低くなると血管やリンパ管が膨張し、血流が悪くなります。すると、膨張した血管が頭蓋骨や脳を圧迫して頭痛が起こったり、低血圧になってめまいやだるさが出たりします。最近は、スマホアプリで気圧をチェックすることもできますが、午後から天気が悪くなる、低気圧という予報を聞くだけで気分が落ち込み、頭痛を感じることもありますよね。低気圧になり始めるタイミングで身体の不調を感じるという人もいるのではないでしょうか?
また、気象病で体調不良が起こる人は、心配性で真面目、頑張りすぎてしまう性格の人が多いのだとか。誰でもなり得る可能性がある病気にもかかわらず「やる気が足りない」「怠けている」と自分自身で思い込んでしまうこともあるのだそう。
気圧の変化の激しさはときに、体調崩れを引き起こす原因ともなります。普段はよく眠れているけれど、気温や湿度が変化する台風の時期はあまり眠れないなど、季節によって睡眠に変化が起こることもあります。
台風の時期はどうしても気分が落ち込んでしまいます。しかし、何も対処をせずにその間を調子が悪いまま過ごすわけにもいかないのではないでしょうか?そんなときに参考になる、気象病の症状である、頭痛や身体のだるさを和らげる方法をご紹介します。
①季節の変わり目は熟睡できない人が増える時期。そんなときには腸の働きをよくすることで、不眠の症状が和らぐのだそうです。 スムーズに入眠できるよう、寝る1時間前に腸ストレッチを行ってみましょう。ゆったりした呼吸がポイントです。吐く息にはリラックス効果があるので、深い呼吸を意識しながら取組みましょう。
②低気圧によって体調不良になったりやる気が出なくなったりする原因は、脳内物質のバランスを整えるセロトニン不足が原因のうつ病や、自律神経失調症である場合も考えられるのだとか。 やる気を出せない自分をあまり責めすぎず、なるべく心身の負担がかからない小さな目標をつくって、簡単に終わりそうなことからはじめてみましょう。
喜びを感じる脳内物質「ドーパミン」は、活動すると分泌されます。まず活動することで、やる気が起こり、徐々に脳が活動状態になります。「面倒だ」と思っていることは、単純作業など頭を使わないものから始めるなど、工夫をしましょう。
どうしてもやる気が出ないとき、みなさんはどのような行動を取りますか?目の前に大きな課題があるなら、課題を細分化し、1つずつ解決していくという方法をとってみると、こなしていくうちに徐々にやる気が上がってくるのだそう。
やる気が出ない日は、一気に物事を片付けなきゃと気負わず、小さなことからコツコツと始めてみましょう。
③低気圧により、消化器、呼吸器の負担が大きくなり、自宅のお灸(せんねん灸)をして、体調を整える効果もあります。 ツボといえると、消化器に効く「太白」、と呼吸器に効く「中府」はお勧めです
一か所二回せんねん灸して、週に2~3回程度でも十分効果がでます
このつらい台風のシーズンで、低気圧による体調不良を和らげ、楽しい夏を過ごしましょう。