腎
2025/02/05
2月になり寒くなってきました。東洋医学では寒くなると五臓の腎が弱くなるといわれています。
腎は生命力、活力の源です。
腎が弱ると頻尿、難聴、骨が弱くなる、白髪などの老化の症状や、腰痛、手足の冷え、ほてり、むくみなどが出ます。
また、他の臓腑にも影響し、高血圧や胃腸の症状などが出る場合もあります。
冬に体を冷やしたり無理をすると、腎を消耗しやすく春や夏に発熱したりもします。
なるべく温かい食べ物を食べて、温かい布団で早めに寝て、朝はゆっくりと起きると腎の消耗を予防することができます。
入浴中などに今回紹介する腎と関係のあるツボを心地よい強さで刺激すると腎に良いとされています。
湧泉(ゆうせん)
土ふまずのやや上、足の指を曲げた時に最もへこむところ。
復溜(ふくりゅう)
内くるぶしから指三本分ほど上でアキレス腱のすぐ前。
寒い場所で過度な運動などは避けるようにして、冬はしっかり腎を補うと次の季節も快適に過ごせるかと思います。