お屠蘇(とそ

2024/12/20


お正月も近付いて、寒さもきびしくなりましたね。

お正月口にする機会も多いお屠蘇について調べてみました

何気なく毎年口にしていたのですが、とても古い歴史があり驚きました‼️

纏めてみたので読んでみてください。

お屠蘇(とそ)は、漢方薬の一種である「屠蘇散(とそさん)」を清酒やみりんに浸して作る薬酒で、風邪予防や胃腸の働きを助ける効果があるとされています。 


お屠蘇の漢方成分は、主に次の生薬で構成されています。 


  • 白朮(びゃくじゅつ):健胃、発汗、利尿
  • 山椒(さんしょう):健胃、消炎、利尿
  • 桔梗(ききょう):去痰、鎮咳、排膿
  • 肉桂(にっけい):補陽・止痛・健胃
  • 防風(ぼうふう):発汗、解熱、鎮痛
  • 陳皮(ちんぴ):健胃、風邪症状改善

お屠蘇の起源は中国の三国時代に名医の華陀(かだ)が考案したとされ、日本には平安時代に伝わりました。元旦に飲めば邪気が払われ、1年間健康で過ごせるという言い伝えがあり、江戸時代には庶民にも広まりました。 


体に優しい、お酒とはいえ皆さま飲み過ぎには気をつけて下さい。

新年を健康に迎えるためにも、ご自愛くださいませ。