自律神経とは何
2024/10/23
こんにちは 久我山院の秦です。
みなさん、自律神経って何か知ってますか?
自律神経は人間が【快適に】生きていく上で
とても大切な調節機構です!
最近、寒いのか暑いのか分からない天気で、
自律神経が乱れがちです!
そんな自律神経を簡単にざっくりと勉強していきましょう!
まず、自律神経 ですが、
さきほども言った通り、
身体を快適に調節してくれる機構の事を指します。
その自律神経ですが、
交感神経 と 副交感神経 の二つに分けられます。
まずは、交感神経の働きから覚えてきましょう!
交感神経は
活動する際に必要な機能・器官たちを
活性化させる作用(コントロール)です!
人間は活動をする際には、身体を動かします。
身体を動かすということは、筋肉が働くことと同じですから、
それをイメージすると交感神経の働きがわかります!
いくつか挙げていきましょう
・心拍数上昇
・血管の収縮
・瞳孔の散大
・発汗
・筋肉の緊張
・腸の蠕動運動の抑制
・膀胱に尿を貯める
etc
筋肉が働くには、酸素が含まれた新鮮な血液が必要です。
なので、血液が身体を上手く回るようになります。
また、筋肉が働き過ぎると熱を持つので冷却するように汗をかきます。
瞳孔が散大(開く)することで、目からの情報を多く拾うようになります。
身体を動かし集中している時は、消化器官などの中空器官の
働きが抑えられることによって、催す事は少なくなり、
身体を動かす事に集中できます。
次に、副交感神経です!
身体を快適に動かすのが交感神経の働きなら、副交感神経は
身体が快適に休息でるようにコントロールすることです!
人間が活発に活動したあとは、身体が傷ついていたり、疲労を起こしています。
それらを再度活発に動かすためには休息が必要なので、
副交感神経を優位にすることで、交感神経の働きが抑制されます!!
では、その働きとは
・心拍数低下
・血圧低下
・筋肉の弛緩
・発汗抑制
・腸の蠕動運動の亢進
・排尿の促進
・消化器官の活性化
etc
身体の回復が目的で、動く必要がありませんから、
筋肉が緩み、血液は緩やかな動きを見せます。
また、消化器官が活性化することで、消化・吸収を行ない、
いわゆる栄養を吸収し、身体を回復させようとしています。
これらの二つの機能が生命機能の維持のために、常に交互に働いており、
身体を快適に調整しているんですね!
ただ、最近の天気は寒いのか暑いのかわからない難しい天気なので、
身体の自律神経もどっちに傾いていいのか分からない状態なんですね。
それこそが、自律神経の乱れ、と呼ばれるものです。
活動しないといけないのに、副交感神経が優位になり、
筋肉弛緩している状態になると、倦怠感が強くでたり、
寝る時間なのに、心拍が低下せず、瞳孔が散大し、なかなか寝付けなかったり...
自律神経の乱れを語りだすときりがないので、今日はここまで!
次回は、自律神経の乱れを例えていこうと思います!!では!
健康堂鍼灸院整骨院 久我山院
西荻窪院