眼瞼下垂は手術したくないなら、他の方法があるのか?

2024/10/01

こんばんは!健康堂の冷です。

九月末から急に涼しくなり、夜肌寒く感じる時もありますね。

最近眼瞼下垂について、よく「手術したくないなら、なにか方法があるか」と質問されます。

まず眼瞼下垂とは、まぶたが上がりにくい(眼が十分開きにくい)状態を眼瞼下垂と言います。まぶたを上げるのは眼瞼挙筋という筋肉ですが、その筋肉を動かすのが動眼神経という神経です。この筋肉や神経の異常でから眼瞼下垂は起こります。
まぶたが下がった状態だと、視界が狭くなったり、よく見ようとするあまりに額や肩に思わぬ力が入って、しわや肩コリ、頭痛の原因となったりします。

 

手術するかしないか、もちろん医師のほうが最終的に判断するものですが、一般的に言うと

 

·     まぶたが開けにくいために日常生活に大きい支障があること      

·     まぶたが下がって視野が著しく狭くなっていること  

·       眼瞼下垂は急速に進行する場合

 

上記の症状なら手術を選ぶ条件になります。

 


重度の方は手術したくない、手術以外の方法を探す場合、次のような方法があります。

 

まぶたにテープを貼る:軽度の眼瞼下垂を一時的に改善する効果があります。ただし、使い方によってはまぶたに負担がかかり、肌荒れや悪化を招く、長期使用なら眼瞼下垂が悪化するリスクがある、見た目が不自然になるリスクがあります。医師の指導した上に使用するのはおすすめです。


●  ボトックス注射を受ける:額にボトックスを注射することで、前頭筋の動きを一時的に止めることができます。これにより、前頭筋に頼らない眼瞼挙筋主体の瞼の挙上を行う状態となり、眼瞼挙筋を鍛えることができます。ただし、額にボトックスを打つと、眼瞼下垂が強く出る方もいらっしゃいます。

ただし、この方法は頻繁に受ける場合、表情筋が固くなる、表情が不自然になる、仕上がりが左右非対称になる、皮膚がたるみやすくなるようなリスクがあります。


●眼瞼下垂予防トレーニングを行う:目を閉じて眉を下げることを意識し額の力を抜く、左右の眉毛が動かないよう額全体を手のひらで押さえる、両目を限界まで大きく見開いて5秒キープする、ゆっくり目を閉じてリラックスするなどのトレーニングを行うことができます。


最後は当院の一押しおすすめの鍼灸治療です!!

当院の鍼灸治療の特徴

●健康堂では、開業16年以来、数多くの眼瞼下垂の患者さんはご来院され、施術を通して、症状が改善されました。
眼瞼下垂に対する治療法も当院が得意とする治療の一つです。重症の眼瞼下垂を除いて、鍼灸治療で眼瞼下垂の方が完治したり、症状を改善される方が大勢います。軽い眼瞼下垂であれば、数回で完治することもあります。特に筋肉の異常、動眼神経麻痺、交感神経の異常などによる後天性眼瞼下垂に対しては、鍼灸治療の効果が期待できます。

 

●手術しない独自な治療法。
独自な鍼灸治療、トウ氏奇穴、奇経法を使い、効果の高いツボ刺激をすることにより筋肉や神経の働きが活発になり、血液の循環をよくすることになり、眼瞼下垂の症状改善につながります。また鍼灸で自律神経のバランスを調整して、交感神経の異常による眼瞼下垂にも効果を挙げられます。
当院における鍼灸治療は東洋医学の脈診、腹診を行い、治療目標は体質を改善することによる根本原因の除去です。薬物治療のような対処療法ではありません。
そのため、鍼灸治療で改善できた症状は再発しにくいのが特徴です。
薬物治療により改善が見られない場合や症状を繰り返すような場合は当院の鍼灸治療をお勧めいたします。


●カウンセリングと自宅ケアはしっかり指導
施術後の変化を確認頂き、お身体の状態や今後のアドバイスをさせていただきます。来院頻度や自宅でのケア方法、気になることなどを丁寧にお答えします。

 

 眼瞼下垂の軽度・中度の方あるいは重度の方は手術したくない、手術以外の方法を探す方は是非一度当院の施術を受けてみてください。

 

 ご来院お待ちしております。 

 

 

                      健康堂 久我山院

                          西荻窪院

 

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   ●眼瞼下垂ならコンタクトレンズとどう付き合うか?
   ●コンタクトレンズは眼瞼下垂の原因か?

参考論文

CLAUSER, Luigi; TIEGHI,Riccardo; GALIÈ, Manlio. Palpebral ptosis: clinical classification,differential diagnosis, and surgical guidelines: an overview. Journalof Craniofacial Surgery, 2006, 17.2: 246-254