蒸し暑い残暑におすすめの食材

2024/09/11
こんにちは、西荻院の長谷部です。

9月に入って1週間以上が経ち、暑さも少し和らいでくることを期待していましたが、まだまだ暑い日が続いてますね^^;

また今年は例年にない位、湿度が高くまるで梅雨時期のような蒸し暑い日が多いと思います。

そのためか日頃の臨床で患者様を見させていただいている時に、身体に不要な水分が溜まってしまっている方を多くお見かけします。

東洋医学では不要な水分のことを痰湿(痰飲)と呼び、この痰湿が溜まってしまうと身体の様々な不調の原因となると考えられています。

・身体が重くだるい
・頭がもやもやしてスッキリしない
・むくみやすい
・天候が崩れた時に調子が悪くなりやすい

上記の様な症状でお悩みの方は、もしかしたら身体の中に不要な水分(痰湿)が溜まっているかも知れません。

またこの痰湿は胃腸(脾)の機能を影響を与えやすく胃腸(脾)の機能が低下すると

・食欲不振
・お腹を下しやすい
・お腹が張りやすい
・食後の異様な眠気

というような症状が起こっています。

上記の症状以外にも自分の舌を鏡で見てみて

・舌がぼってりとして口との隙間が少ない
・舌の縁にギザギザとした歯の痕がついている
・舌苔が厚くネトっとしている

などが見られる場合は不要な水分(痰湿)が溜まっているかもしれません。

なのでここではまずお食事で気をつけるべき点とおおすすめの食材などをご紹介させて頂きます。

まず痰湿は
・甘いもの
・脂っこいもの
・生もの
に多いとされています。

また冷たいものも胃腸(脾)の機能を損ないやすく、摂りすぎには注意が必要です。

そしておすすめの食材としては
・緑豆春雨
・緑豆、黒豆、小豆などの豆類
・メロン、すいか、きゅうりなどのウリ類
・セロリ
・とうもろこし

などが利水作用(身体から湿を少なくする作用)があるものになります。

※上記の食材も過剰に摂りすぎると、身体を冷やしたり余計に水分をためてしまうためお気をつけください。


痰湿(不要な水分)が溜まったような症状でお悩みの方は、

まず痰湿の多い食材を避け、
利水作用のある食材を意識して摂るようにしてみてください。

それでもなかなか改善が見られない方は、鍼灸治療が身体の湿気をさばくのに適していますので、ぜひ一度当院の鍼灸治療を受けてみることをおすすめします。

まだまだ過ごしにくい季節が続きますが、お身体に気をつけてきお過ごしください。