一月に診た記憶に残る所見
2024/01/26
おはようございます、久我山院の秦です
今週は冷えますね...
暖かくお過ごしください
さて、今回は、一月に診た記憶に残る所見を書いていきます
私は西洋医学の方が好きなのですが、今回は東洋医学っぽく書いていきましょう
【case1】
治療中の会話だったのですが、患者さんから、最近喉の詰まり感が強いんだよね~
とのことで、
痛みはない、嚥下の際に喉仏のあたりに違和感、つっかかるわけではない、2ヶ月程度経過している、変化はない、西洋医学的な問題はない
ほかにもいくつか聞きましたが、東洋医学的に診ると、【梅核気】を疑います。
梅核気とは...
のどに梅干しの種が詰まったような強い違和感のことです。
他にも、ストレス球とも呼びます。
原因としては、
大きなストレス、過度な不安や緊張などによる自律神経の乱れが大きな原因があげられます。
ストレスは情動に対して負の作用で、情動は肝臓が司っているので、肝に対して、東洋学的な処置をすることになります。
もちろん、こういう冷える時期なので乾燥とか、風邪とか他にも喉の違和感を発するものもありますが、さすがに2ヶ月....となると、こういう診方も必要になるでしょう
もし、心当たりがあるかたは、
まずは趣味やらなんやら楽しいことをやってストレスを発散し、生活習慣を正して、それでもダメなら、一度受診してみてください!