脊柱管狭窄症の痛みなら、鍼灸治療は効くの?

2023/08/10

 健康堂の冷です、最近腰痛症とくに腰部脊柱管狭窄症でご来院の方が増えて、「腰部脊柱管狭窄症」についてすこし話したいと思います。

 

腰部脊柱管狭窄症とは、脊椎にある「脊柱管」と呼ばれる脊髄・馬尾神経の通り道が何らか の原因で狭くなり神経の症状を呈する疾患です。

 

脊柱管とは脊柱のうしろにあるトンネルのようになっている神経の通り道をいいます。腰の部分で狭くなる(狭窄する)事が多く、腰部脊柱管狭窄症といいます。脊柱管狭窄症の症状で多いのは、歩いていてしばらくすると脚に痺れや痛みが出てきて歩きにくくなってしまいます。

 

その症状は休むと良くなり、また歩けたり・腰を前にかがんで歩くと良くなるといった特徴があります。これを間欠性跛行といいます。この間欠性跛行が悪化すると、連続して歩ける距離が徐々に短くなり、安静時の下肢痛や「しびれ」も強くなります。加えて、排尿や排便に障害が認められる場合もあります。

 

 脊柱管が狭くなる原因としては、

加齢による周囲の骨の変形

黄色靭帯の肥厚、

椎間板の突出、

脊椎すべり症

椎間関節の変形

などのさまざまな要因が複合的に関与していると考えられています。

腰部脊柱管狭窄症では様々な症状が出現しますが、典型的な症状として間欠跛行があります。

 間欠跛行とは歩き初めてしばらくすると足が痛くなったりしびれや脱力のため歩けなくなり、しゃがんだり座ったりして休むとまた歩けるようになるという症状です。

 

その症状の度合いにより、軽度、中度、重度に分類されます

、単純な臀部と下肢の痛みとしびれ

、間欠跛行10-15分(10-15分以上継続的に歩けない)

、間欠跛行2-3分、スリッパが脱げるなどの筋力低下

 

腰部脊柱管狭窄症は、骨製脊柱管の狭小を基盤とし、歩行や立位によって脊柱管内をさらに狭くして神経根や馬尾神経を圧迫し、神経内の血流障害によって出現します。鍼灸治療では、低周波通電療法が用いられ、下腿の神経を刺激することで痛みの閾値を変化させ、神経根内の血流を改善する効果が期待できます

 

当院の治療の特徴

 ①健康堂では、開業16年以来、数多くの脊柱管狭窄症の患者さんはご来院され、施術を通して、症状が改善されました。脊柱管狭窄症に対する治療法も当院が得意とする治療の一つです

 ②手術しない独自な治療法。独自な鍼灸治療、トウ氏奇穴、奇経法を使い、効果の高いツボ刺激をすることにより筋肉や神経の働きが活発になり、血液の循環をよくすることになり、腰痛の症状改善につながります。

健康堂の鍼灸治療の場合、低周波の電気鍼、お灸を使って、脊柱管の中を通る神経や血管の血流をよくさせて、さらに鍼灸の刺激により、圧迫される神経の関わる筋肉の筋力低下、感覚鈍化など改善されます。

また脈診など東洋医学の診断法で体質、内臓の働き状況を判断し、それにかかわる針灸、(いわゆる本治法)も行い、今後の再発予防にも効果があります。

当院における鍼灸治療は東洋医学の脈診、腹診を行い、治療目標は体質を改善することによる根本原因の除去です。薬物治療のような対処療法ではありません。
そのため、鍼灸治療で改善できた症状は再発しにくいのが特徴です。
薬物治療により改善が見られない場合や症状を繰り返すような場合は当院の鍼灸治療をお勧めいたします。


③カウンセリングと自宅ケアはしっかり指導

施術後の変化を確認頂き、お身体の状態や今後のアドバイスをさせていただきます。来院頻度や自宅でのケア方法、気になることなどを丁寧にお答えします。 


 残念ながら、すべての症状に対し、鍼灸治療は改善できるわけではないです。

Iの場合、効果がよく出やすく、の場合、効果が良くなく、改善が見られない場合も多いです

私の経験上、もともと椎間板の突出、いわゆる椎間板ヘルニア由来の狭窄症は効果が一番いいです

 

脊柱管狭窄症の
似たよな症状があれば、気軽にご相談ください、

https://www.kenkou-tower.com/shinnryounaiyou.htm

 

  健康堂鍼灸院整骨院 久我山院

              西荻窪院



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