骨格の歪みと癖

2023/05/17

みなさま、こんにちは。

健康堂西荻院の長谷部です。

 

本日は骨格の歪みについてのお話です。

普段整体の施術をしていて、患者様から「歪みを直すのにどのくらい通う必要がありますか?」や「なぜ歪みを直すのに何度も施術を行う必要があるんですか?」といったような質問を受けることがあります。

 

歪みを直すのにどのくらい通う必要がありますか?」

当院では治療回数の目安として

 

6回~12(最初の35回は一週間に1回、その後は二週間に1回のペースで)の通院をお勧めしています。

 

612回と幅があるのは、歪みの度合いや生活状況の違いなどがあり歪みの起こりやすさには個人差があるためです。

 

 

「なぜ歪みを直すのに何度も施術を行う必要があるんですか?」

この質問にお答えするには、まずそもそも骨格の歪みはなぜ起きるのかを説明させていただく必要があります。

 

骨格の歪みというのは、交通事故などで強い衝撃を受けたことなどを除いては、その多くが日常生活の習慣によって筋肉のアンバランスな緊張を凝りが作られてしまい、そのアンバランスな緊張や凝りに引っ張られて時間をかけて発生していきます。

そうして長い時間の中で作られた骨格の歪みは、その方の姿勢や日常生活動作の癖に繋がっていきます。

 

この癖というのが、骨格矯正などの施術を何度も行う必要がある理由となります。

 

骨格の歪み自体は、1回の施術である程度とれてしまいます。

ですが、この動作の癖は1回の施術ではとれません。

 

どんなに歪みがとれたいい状態でも、癖のある身体にとってはそちらの方が違和感で、はじめはその歪みのあった時の身体の使い方で動いてしまい、時間が経つと、また以前と同じように骨格の歪みが生じてきます。

 

ただ一週間程では、以前と同じような歪みまでは戻らないので、そこで再び施術を行う、ということを繰り返すと身体は歪みのとれた状態を覚えていき、だんだんと動作の癖も変わっていきます。

 

そうすると今度は二週間経っても、それほど歪みが出ない状態となってきます。

 

こうなると動作の癖も変わってきていると判断でき、少しずつ施術する間隔を開けていくというような流れになります。

 

 

このような状態になると、歪みも起こりにくくなると同時に付随する症状(肩こりや腰痛など)も起こりにくい身体となっています。

 

 

 

当院お勧めの整体施術をぜひ体験してみてください^^