年末年始は内臓疲れにご注意を!
こんにちは。
西荻院の長谷部です。
今年も残すところ、あと僅かとなりました。
最近また感染者数が増えてはいますが、コロナ禍になって初めて自粛要請のない年末年始を迎えます。
この時期は、クリスマスだったり、忘年会だったり、お正月だったり、新年会だったり、美味しいものを食べたりお酒を飲む機会も激増すると思います。
内臓疲れが心配です。
東洋医学では、身体にとって不要な水分や栄養を“痰湿”と呼びますが、この“痰湿”が身体に溜まってしまった状態というのが内臓疲れの一因であると考えられています。
この“痰湿”というのはお酒・甘いもの・油っ濃いもの・生ものなどに多いとされています。
そうなんです。
この時期のイベント(クリスマス・忘年会・新年会など)は“痰湿”の多い食事を摂る機会が激増します。
ということは、いつも以上に身体に“痰湿”を溜めこむリスクが高いと考えられます。
(※常日頃から“痰湿”の多い食事を摂られている方は、さらにリスクが高まります)
“痰湿”が身体に溜まってしまうと、身体が重く感じたり、疲れが抜けにくくなったりします。
また不要な水分でもあるので浮腫みの原因にもなります。
そしてさらに溜めこんでしまうと胃腸の働きも低下させるため、消化・吸収機能が落ち、お腹の張りや、お通じに不調をきたしたり、筋肉の質にも影響するため、身体が凝りやすくなったり、ギックリ腰や寝違えになるリスクも高めてしまいます。
もちろん上記のような自覚症状がなくても
鏡でご自身の舌を見て
・舌がボテっとして大きい
・舌の縁がギザギザしている
・舌の苔が厚くジトっとしている
などの徴候が見られたら身体に“痰湿”が溜まってきているので注意が必要です。
一番の対策は“痰湿”の多い食事は控えめにすることです。
とくに自覚症状があったり、上記のような舌をしている方はより気を付けた方がいいと思います。
また身体から不要な水分を排出しやすい食材(大根・緑豆もやし・きのこ・海藻・春雨・ハーブーティーなど)
を摂っていただくこともお勧めです。
そして当院が行っている鍼灸治療でも、弱った胃腸の働きを高めたり、身体に溜まってしまった痰湿の排出を促すお手伝いができると思います!
年末年始に無理を重ねられた方もそうでない方も、ぜひお気軽にご相談ください^^
健康堂 久我山院
西荻院