夏バテの時の過ごし方
2022/08/25
こんにちは
健康堂西荻院です!
お盆休みも過ぎた最近になって
ようやく涼しさを感じるようになってきました
今年は6月から異常な暑さが続いていたので
やっと一息つけるような心地ですね・・・
このままゆっくりと秋に向かっていくといいのですが
例年の気温の変化を振り返ってみると
もう一度くらいは暑い日がぶり返すように思います
皆様この暑さで『夏バテ』にはなっていませんでしょうか?
~そもそも夏バテとはどういった状態なのでしょうか~
東洋医学や薬膳の観点から
夏バテというのがどういう状態か説明しますと
「汗をかいて体が水分不足になっている状態」
「冷たい飲み物などにより”脾”が弱っている状態」
という風に説明できます
つまり簡単にいうと夏バテは
”水分不足で胃腸の機能が弱っている状態”なのです
ここで「水分不足」と聞くと
とにかく水を飲めばいいように感じるのですが
実は飲んだ水分はそのまま体内の潤いになるわけではありません
東洋医学では胃腸や消化機能を司る【脾】という臓器がありますが
これがきちんと機能して消化吸収することで
やっと水分は体の内部の潤いとして取り込まれます
ただここで重要なのは
この脾という臓器(消化機能を司る臓器)
冷たいものにめっぽう弱いという特徴があります
なので暑いからといって冷たいお水をたくさん飲んだり
冷房でガンガンに冷やしたりすると途端にこの脾が弱ってしまいます(汗)
せっかくとった水分は吸収されず
おなかだけがチャプチャプするような状態になってしまうのですね
夏バテの対策としては
まずは暑いからといって体をあまり冷やしすぎないこと
それから水分は夏野菜から取るのがとてもおススメです♪
トマトやウリ科のお野菜など
夏野菜はそのほとんどが熱をとり身体を潤す作用があります
ゴーヤ・ナス・キュウリ・スイカ・冬瓜などなど
スーパーでいま並んでいるお野菜こそ是非是非積極的に
食べて頂きたいスーパーフードになります!
身体をなるべく冷やしすぎず
旬のお野菜をたくさん食べて残りの夏を乗り切ってくださいね♪