日本の勝利と捻挫のお話!

2018/06/20
こんにちは。

久我山院の秦です。


先日の日本VSコロンビアは見ましたか??


ボロ負けの予想でしたが、良い意味で裏切ってくれました!!


グループHのFIFAランキングです


ポーランド:8位、コロンビア:16位、セネガル:27位、日本:61位


格上だらけです。

いかに今回の勝利が奇跡だったのかがよくわかります。

グループ突破には2勝あればほぼ突破できるので、
あと1回の奇跡が必要です。

とはいえ、今回のロシアワールドカップ

かなり荒れた結果となっているので、可能性は十二分にあるようです・・・

引き続き応援していきましょう!!



ワールドカップの延長線というわけではないですが、

ここ最近、学生患者さんに多い外傷で

足関節の<捻挫>についてお話しようと思います。

そもそも捻挫ってなんぞ??というところから

捻挫とは・・・
その関節部位の正常な関節可動を超えた可動による損傷

です。

大辞林にはこのように書いてあります。

手や足などの関節をくじくこと。関節に無理な力が加わって,はずれそうになるほど曲がり,関節包や靭帯(じんたい)が損傷された状態。

足関節でメジャーな捻挫は<内反捻挫>というものがあります。

こんな感じで、グキッと・・・

この足関節でよくある捻挫の損傷部分はこちら



前距腓靭帯という靭帯の損傷が多く、患部に圧痛点が出てきます。

まず足関節の捻挫ですが、周辺組織はほぼほぼ靭帯です。

靭帯には栄養血管が極端に少なく、新鮮な血液の供給が筋肉よりも少ないので

それなりの治療日数が必要となります。


具体的には3週間程度(いい子にしていれば・・・)

3週間で日常生活に戻れる場合が多いですが、
 
日常生活に戻れるわけであって、スポーツをまた同じようにできるかは別問題となります。


では、実際に捻挫したときはどうしたらいいのか??ですが・・・

こういう業界では

RICE療法(処置)

が一般的となります。

米ではありません。

R・・・Rest=安静

I・・・Ice=冷却

C・・・Compression=圧迫

E・・・Elevation=挙上(心臓より上)

となります。

炎症が引いてきた段階で温療法を取り入れるとさらに良いでしょう。


3週間の治療中に関してはとにかく負荷を与えないこと

それなりの固定をすること

ですが、当院ではキネシオテープなどを使っているんですが、

最近は良いサポーターもたくさん出ているので、

いいなーと思ったものをご紹介

ZAMSTさんのA1ショート



実際、テーピングする際もこのような抑制効果のあるテーピングをするんで、理想なんですよね

一番いいのは怪我しないことに越したことはないのですが、

スポーツや女性のヒールに関しては捻挫は付き物なので、

以上の内容を知った上でしっかりとした治療を受けてください。


ではでは、残りのワールドカップ応援していきましょう!!