梅雨と自律神経

2019/07/02
梅雨の時期は湿度も気温も高いため汗はかくのですが、
湿度が高いせいで汗が蒸発せず、身体に熱がこもってしまいます。

また一方で汗はかいているので体内の水はどんどん外に出て行って
しまうため、脱水症状になりやすいともいえます。

さらに梅雨の時期は昼夜の寒暖差、天気が安定しないことによる気圧
の変化により副交感神経よりも交感神経が高ぶってしまうなどの要素
から症状が出現すると言われています。

対策、解消方法としては、

(1)温度と湿度の調整

室温をエアコンなどで調整して26~」28度の適温に保つようにし
ましょう。また除湿器を使うことで湿度の調整をしましょう。

(2)水分や塩分のこまめな補給

梅雨時は軽度の脱水症状が起こりやすく、また汗とともに塩分も出て
いってしまうので、こまめな水分や塩分の補給も大切です。

(3)鍼灸治療で自律神経の調整
鍼とお灸には自律神経を落ち着かせる、高まった交感神経を副交感神経
に切り替える効果があります。不安定な天気や寒暖差で乱れてしまった
自律神経を調整しましょう。

まだ2~3週間梅雨が続きます。くれぐれもご自愛くださいませ。