鍼治療はどうして眼瞼下垂に効果があるのか?

2023/08/24

 眼瞼下垂(がんけんかじゅう)は、まぶたの筋肉の弱化や神経の障害によって、片方または両方のまぶたが下垂し、視界に支障をきたす状態です。

この症状は、視力や外見に対する影響があり、日常生活に支障をきたすことがあります。眼瞼下垂の鍼灸治療の効果について詳しく説明します。


1.    筋肉の強化とトーンの改善

眼瞼下垂の主要な原因の一つは、まぶたを制御する前頭筋などの筋肉の弱化です。鍼灸治療は、特定のツボに針を刺すことによって、関連する筋肉を刺激し、強化する役割を果たします。これにより、まぶたのトーンが改善し、下垂が軽減される可能性があります。

2.    神経の刺激

眼瞼下垂は、まぶたの神経に障害がある場合にも発生します。鍼灸治療は神経に刺激を与え、神経の機能を改善するのに寄与することがあります。これにより、まぶたの運動制御が向上し、下垂が軽減される可能性があります。

3.   血液循環の促進

鍼灸治療は血液循環を促進し、酸素や栄養素を筋肉や神経に効果的に供給するのに役立ちます。良好な血液循環は、筋肉の健康を維持し、まぶたの機能を向上させるのに重要です。

4.    無副作用

鍼灸治療は一般的に副作用が少ない治療法とされています。薬物療法や手術など他の治療法に比べて、鍼灸治療は患者に負担をかけず、安全性が高いとされています。

5.    個別の治療計画

鍼灸治療は、患者の状態に合わせてカスタマイズできる治療法です。鍼灸師は、問診・脈診・舌診を通して、患者の症状、体調、および健康歴を評価し、個別の治療計画を立てることができます。これにより、患者に合った最適な治療を提供できます。

 

健康堂の治療法

手術しない独自な治療法。
独自な鍼灸治療、トウ氏奇穴、奇経法を使い、効果の高いツボ刺激をすることにより筋肉や神経の働きが活発になり、血液の循環をよくすることになり、眼瞼下垂の症状改善につながります。

また鍼灸で自律神経のバランスを調整して、交感神経の異常による眼瞼下垂にも効果を挙げられます。

当院における鍼灸治療は東洋医学の脈診、腹診を行い、治療目標は体質を改善することによる根本原因の除去です。薬物治療のような対処療法ではありません。
そのため、鍼灸治療で改善できた症状は再発しにくいのが特徴です。
薬物治療により改善が見られない場合や症状を繰り返すような場合は当院の鍼灸治療をお勧めいたします。


 残念ながらすべての眼瞼下垂の症状は鍼治療で改善できるわけではありません。

症状の期間は長ければ長いほど、難治になる傾向があります。

早期治療のことを心がけてください。


気軽に健康堂まで問い合わせてください♪

 

健康堂  久我山院

          西荻窪院


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