不調な季節。

2022/03/23
春分の日を迎え、梅の花がちらほらと咲き始めております…
と思いきや、今まで天気が嘘かのように見える悪天候が続いておりますが
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

寒暖差が激しく、風邪が悪化しやすいだけでなく
アレルギーなどの症状がそろそろ見え隠れする時期でもあります。

そんな不穏な時期をより良く過ごすには
処方されるお薬だけでなく
『食生活の改善』が必要になります。


___アレルギーを改善する為の『食生活の改善』と言われて
皆さんは何の食材を思い浮かべますか?

今回は
アレルギーを悪化させる食品と

改善させる食品を両方ご紹介します。


まずはじめに

アレルギー症状を悪化させる食品からご紹介します!

①トマト
スギ花粉に含まれるたんぱく質がトマトに含まれるたんぱく質と似ていることから
アレルギー症状を悪化させる可能性があります。
加熱処理によって症状が出ない場合もありますが
念のために食物アレルギーがないかどうか
病院で検査を受けてもいいかもしれません。

②メロン・スイカ
カモガヤ、イネ科の植物の花粉症の方は
初夏から秋にかけて症状が現れやすくなります。

③ジャンクフード
トランス脂肪酸が多く含まれ
マーガリンやショートニング
食用油や加工油脂にも含まれているので有名です。
週三回以上ファストフードを食べている子供は
喘息やアレルギー疾患になりやすいという研究結果も出ているほど!


つづいて、アレルギー症状を改善させる食品をご紹介します!

①乳酸菌
腸内環境を整え、免疫機能を高めることができることで有名ですが
花粉症の方の場合はアレルゲンが腸から体の中に入りにくくするだけでなく
免疫の過剰反応を防ぎます。

②ビタミン D
骨を丈夫にするだけでなく
免疫機能を調節する作用もあります。
カルシウムが多く含まれる食品と共に
太陽光(紫外線)を浴びることで化学反応が起き
体内で生成されます。

③食物繊維
腸内環境を整え、免疫機能を高めます。
水溶性の物では、ワカメ・ヒジキ、お芋など。
不溶性の物であれば、ゴボウや大豆が有名です。



花粉症の症状でお困りの方に特におすすめな食品は

『乳酸菌』
ヨーグルトが代表的ですが、
毎日少しずつ、花粉症の症状が始まる3か月ぐらい前から摂取するのが理想です。

『ポリフェノール』
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールが
花粉を攻撃する抗体をできにくくし
アレルギー症状を引き起こすヒスタミン出にくくします。
なんとレンコンにも含まれております。

『エイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)』
サバやイワシなど、青魚に多く含まれます。
不飽和脂肪酸とも呼ばれ
アレルギー症状を引き起こすロイコトリエンの分泌を抑える働きがあります。


___こうしてみるとスーパーなどで簡単に手に入る食品ばかりです。
料理をする方でも、そうでない方でも
手軽にお試しいただけるのではないでしょうか?

旬の食材と一緒に調理したり
小腹が空いた時のおやつにも

過ごしやすい春は以外にも近くにあるかもしれませんね…