病院でやるインフルエンザ予防接種について

2018/11/08
こんにちは!



またインフルエンザの季節がやってきます。




毎年予防接種をする人、全くしない人、いろんな方がいると思うので




予防接種について書きたいと思います。




早速本題!




◇まず、そもそもやる意味あるの?




やる意味あります!!大きく2つあって



①発症する確率を減らすことができる。


②合併症など、重症化することを防ぐ。



この二点です。



●①について

  予防接種のワクチンは感染は防ぎませんが、発症のリスクを抑えることができます。

  身体の中にインフルエンザウイルスが入ってしまうのは防げないけど、

  ウイルスが悪さをすることは防げるということですね!


●②について

  インフルエンザの合併症として、高齢者では肺炎、小児ではインフルエンザ脳症といったものがあります。

  ウイルスによって免疫力が下がっていると他の細菌による二次的な感染も起こりやすいのです。



◯ちなみにインフルエンザ’不活化ワクチン’(注射)自体に感染力はありません。
 なのでワクチンを打つとインフルエンザになってしまうことはありません。 
 しかし、主に子供に行われるインフルエンザ’生ワクチン’(注射ではなく鼻に噴射するようなタイプ)は
 ものすごく弱らせたウイルスを入れるので、多少発症した様な症状が出ることがあります。
 (獲得できる免疫力は不活化ワクチンより高いです。)




◇A型とかB型とか


毎年流行するインフルエンザには型や種類が結構ありますが、


たとえ別の型の予防接種でも、効果は完全ではないにしろあるようです。




◇予防接種を受けたほうがいい人




これは前述したように、高齢者や子供、またその家族、子どもたちに関わる教員の方々など



人と接する機会が多い方は、自分のためにも、誰かのためにも、



予防接種を受けてみてもいいのではないでしょうか






何にしても、予防接種をどれだけやろうが、人混みにいかないようにしようが、



マスクや手洗い、うがいを徹底しても



なるときはなります。確率を減らせるだけで、0にすることはほとんど不可能です。




とはいえ予防することでかかりにくくはなるので、ぜひ、対策していきましょう!