男性で腰痛に悩まれている方も多いのではないでしょうか。
腰痛が現代病と言われているように男性の場合は職業病としても起こりやすくなります。
肉体労働が主な仕事の場合は、特に腰を痛めやすくなります。
重いものを持ったり体を無理に動かしたりする仕事も多いため、ぎっくり腰など急な激痛で悩まれた経験がある方も多いのではないでしょうか。
また現代社会はパソコンでの仕事も増え、長時間同じ姿勢を続けることにより腰に負担がかかり、腰痛が悪化したビジネスマンも少なくありません。
また男性は喫煙者が多く、タバコに含まれるニコチンが腰を冷やしてしまうため腰痛で悩まれている方もいるようです。この場合は、禁煙するのが一番効果的です。
腰痛の原因が仕事である場合、退職や転職など劇的な変化を求めない限り、中々腰痛の予防策が見つからないのが現状です。
仕事を継続したい場合は、工夫をしながら仕事をする必要があります。
肉体労働の仕事をする場合は、腰に負担のかからない作業の工夫や腰痛予防のベルトやコルセットの着用が良いでしょう。
デスクワークの場合は、休憩時間などを利用して軽くストレッチをすることをお勧めします。
また中年になると生活習慣病を発症し、肥満の傾向にある男性も増え、腰痛だけでなく様々な病気を併発しやすくなってきます。
この場合、ダイエットをするのが一番効果的ですが、食生活の見直しや適度な運動なども腰痛の軽減につながります。
また、長期間に及び重い腰痛の場合は、他の病気が潜んでいることもあります。自己判断せずに専門家に診てもらうと良いでしょう。